なぜ、新小岩駅で自殺が相次いでいるのだろうか。新小岩駅の駅員さんたちを直撃するも、彼らの口は一様に重く、まともに相手をしてもらえなかった。だが、駅周辺で地元住民に聞き込みをすると、こんな声が聞こえてきた。
「事故のことは当然、近所でも話題になっていますよ。新小岩駅では成田エクスプレスがホームすれすれをものすごいスピードで通過するので、自殺しようとする人がここなら確実と思うのかも」
そう、5人の自殺者はいずれも同じホームから、駅を通過する成田エクスプレスに飛び込んでいたのだ。『鉄道員裏物語』(彩図社)などの著書もある現役鉄道会社職員の大井良氏が解説する。
「成田エクスプレスの下り列車は東京駅を出た後、総武線快速の線路を通って千葉駅までノンストップで運転します。そのため、総武線快速が停まる駅の多くでホームのそばを通ることになる。なかでも新小岩駅周辺は大きなカーブもなく、東京駅を出た列車がちょうどスピードを出すところにあたるのです」
JR東日本によると、成田エクスプレスは新小岩駅周辺で時速120㌔に達することもあるという。成田エクスプレスの最大速度は時速130㌔だから、これは相当なスピードだ。加えて、大井氏は7月に起きた3件の事故の影響を指摘する。
「自殺が報道されると連鎖して自殺が増えることはよく知られていますが、飛び込みの発生場所でも同じことが言えます。1件目の事故は、女性がホーム上のキオスクにまではね飛ばされたため、かなり話題になりましたよね。2件目の事故はその翌日ですから、亡くなった方は1件目の報道を見ていた可能性が高い。そうして2件目、3件目と起きるうちに“格好の自殺スポット”として認知されてしまったのかもしれません。よく中央線は自殺が多いといわれますが、そうした理由で定着していった部分がある」
『成田エクスプレスは新小岩駅周辺で時速120㌔に達することもあるという。…これは相当なスピードだ。』と書かれているが、今日大阪から京都への移動に使った新快速は(ちょうど速度計が見れる位置にいたのでわかったのだが)、その時速120㌔の速度で京都に向かって突っ走って行く。
JR西日本、最強!